マイクロカーの処分方法は？処分にかかる費用や注意点をご紹介

動かなくなったり、使わなくなったりしたマイクロカーは、場所を取るため早く処分したいものです。しかし、どこでどのように処分すればよいかわからない方もおられるでしょう。中古車と同じように、売却できるのかも気になります。

ここでは、マイクロカーの処分方法とともに、処分にかかる費用や注意点についてご紹介します。

1.処分の方法や手順

マイクロカーの処分方法は、次の3つです。

1-1.業者に回収を依頼する

型が古かったり、動かなくなったりしたマイクロカーは、業者に依頼して引き取ってもらえます。お店に持って行けなくても、業者が取りに来てくれるので便利です。標準交付証明書や印鑑を用意しておくと、廃車手続きも行ってくれます。面倒な手続きなどに煩わされず、マイクロカーの処分ができます。

1-2.知り合いに譲渡する

状態が良いマイクロカーは、知り合いに譲渡することが可能です。譲渡する場合は、譲り受けた方がマイクロカーの名義変更がしやすいように、標識交付証明書と譲渡証明書を一緒に渡します。ただし、自治体によっては、廃車手続きをしていないマイクロカーの名義変更ができないこともあります。その場合は、廃車手続きを行ってから譲渡しましょう。また、自賠責保険の名義変更や、解約などを行う必要もあります。

1-3.業者に買い取りってもらう

マイクロカーは、業者に買い取りってもらえます。不用品回収を行っている業者や、バイク買い取りを行っている業者など、マイクロカーの買い取りをしている業者に依頼すると良いでしょう。マイクロカーの状態によっては、高額で買い取りってもらえることもあるほか、動かないマイクローは引き取りに来てくれます。また、廃車手続きなども任せることが可能です。

2.かかる費用や注意点

マイクロカーを処分する方法には回収、譲渡、買い取りの3つの方法があります。では、それぞれどれぐらいの費用がかかるのでしょう。

2-1.業者に回収してもらう費用と注意点

業者に回収してもらう場合、かかる費用は業者によって異なるものの5000円～8000が相場です。中には、無料で回収してくれる業者もあります。注意点としては、回収費用の見積もりを複数の業者に出してもらい、料金が安くサービスも優れているところを選ぶことです。バイク回収業者のほか、不用品回収業者でも回収してくれるケースがあります。

2-2.知り合いに譲渡する場合の費用と注意点

知り合いに譲渡する場合、基本的に料金はかかりません。譲渡証明書の手続きは無料です。ただし、譲渡する前にメンテナンスを行う場合は、修理代金などがかかることもあります。保険の名義変更なども、手数料がかかるでしょう。注意点としては、譲渡された方が困らないように、やるべき手続きをきちんと終えておくことです。

2-3.業者に買い取りを依頼する費用と注意点

業者にマイクロカーの買い取りを依頼する場合、費用はかかりません。マイクロカーの状態によっては、予想以上の高い価格で買い取りってもらえることもあります。買い取りは、バイク買い取り業者や不用品買い取り業者に依頼できます。注意すべき点は、複数の業者に査定してもらうことです。少なくとも3つ以上の業者に査定してもらい、最も高い金額を付けた業者に買い取ってもらいましょう。

3.処分を行う際のポイント

マイクロカーの処分を行うポイントは、次の3つです。

3-1.信頼できる業者に依頼する

マイクロカーの廃棄処分を業者に頼む場合、信頼性のある業者を選ぶことが非常に重要です。無料回収を提供している業者の中には、廃車手続きを適切に行わず車を不正に売却したり、不法投棄したりする業者も存在します。安心できる選択肢として、大手業者や地元自治体から認可された業者を検討しましょう。

3-2.廃車手続き書類を送ってくれる業者が良い

マイクロカーを処分しても、廃車手続きがきちんと行われていないと、軽自動車税を払い続けなければなりません。処分したのに税負担がかかっては、本末転倒です。そのため、廃車手続きをきちんと行い、廃車書類を送ってくれる業者が良いでしょう。

3-3.できるだけ安く処分するなら買い取り業者

マイクロカーをできるだけ安く処分するには、買い取り業者に買い取りってもらうのが一番です。まずは買い取り業者に依頼し、買い取りってもらえなかった時は回収業者に依頼すると良いでしょう。